ですが、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻したというニュースを受けて、さすがにこれはまずいだろ、ということで「2022年2月24日、ロシア、ウクライナ侵攻!さすがにダメだろ、これは。」
という記事をいてもたってもいられず、書きました。
あれから2週間経ちました。いろいろな情報が入ってきています。
ロシア側の士気の低下があるとか、プーチンは病気であるとか、民間人への被害が拡大しているとか、情報戦はウクライナが圧倒しているとか色々錯綜しています。
ウクライナ侵攻から2週間経ちました。ロシア、ウクライナ侵攻!その後2022/03/03時点に引き続いて、ウクライナ侵攻の状況とそれに伴う考えを書いていきます。
現時点での状況
この記事を書いているのは、日本時間で2022年3月10日14時半すぎです。
ここ1週間で起きた大きなことは、
- ロシアの原子力施設の制圧
- ロシアの民間施設への攻撃
- 人道回廊の設置(あまりうまく行っていないようだが)
- 更なるロシアのへの経済制裁
- 情報戦も激化
という感で、膠着状態になりつつあります。膠着状態は、いっきまじっくが予想した通りでした。
ウクライナの人的被害が増しています。そしてもう一つ気がかりなのが、チェルノブイリ原発への電源供給の停止です。電源が停止してからもしばらくは大丈夫のようですが、核燃料の冷却水の温度上昇をコントロールできなくなるため、放射性物質が外に漏れだす恐れが指摘されています。
さすがにそうなったら、欧州全体の問題となるので何らかの対処はされていくと思います。
全世界への影響が、表に出てくる
日本においても、既に影響は出ていてノルウェー産のサーモンが飛行機がロシア上空を飛べないために運べず値上がりするとか、いくらも大変だとかニュースで流れていますが、そんなことよりも重大な危機が表に出てくるようになると考えています。
その最大のものは、現在の市場や経済システムの崩壊です。
金や石油の価格上昇、食料の価格上昇は、現状では止めることができない方向性でしょう。
今までは、ロシアも含めた経済システムで回っていたものが分断されてしまっているので、ロシアなしの経済システムへの移行が必要になると考えられますが、それはかなり厳しい道です。
経済は、色々な要因に影響されので、今のようにロシアを排除していくといろいろ影響が出てきます。いっきまじっくは、ロシアへの経済制裁には基本賛成です。それ以外に今のところプーチンを排除することに影響しそうなのは、ネットによる情報戦くらいしか思いつかないからです。
特に日本のような資源を持たない国はもろに影響を被ることになります。いろいろ我慢しないといけない状況になると考えられます。
いろいろなものが値上がりするでしょう。生きていくのに必須のものの価値が相対的に上がってくることが考えられます。コロナの問題も含めより内向的な生活志向になっていくような気がします。
今後どうなっていくのか
いっきまじっくは、ロシアのプーチンが失脚するまで膠着状態になる可能性が一番高いのではないかと見ています。
もう一つの可能性は、ウクライナがNATO非加盟の条件で中立性・独立を保った状態で休戦できることですが、プーチンがそれを許すような精神状態にあるかと言えばかなり疑問です。
そして、中国の動向はかなり不気味なものになっています。世界経済は、いまや中国なして成立させようとするとかなりの無理が生じます。それが、現時点ではロシア寄りであることは、下手すると世界の分裂を招きかねない要因の一つと考えます。
ロシアのウクライナ侵攻は、人類規模で大きな事件です。今後も考えてみたいと思います。
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